まなびクラブとは – 川崎市・鯖江市「まなびクラブ」放課後等デイサービス

まなびクラブとは

about

私たちのサービスと支援方法をご紹介いたします。放課後等デイサービスの説明・大切にしていること、そして事例の紹介をしています。お子様の大切な時期をお預かりする療育の時間が、保護者の皆様にとっても自分らしい時間を過ごすことにつながればと考えています。

障がい児
発達に特性
がある児童
支援が必要
な不登校児

のための福祉サービスです。

6歳から18歳までの就学児童(小学生、中学生、高校生)が通うことができます。学校の終わる放課後から利用することから「障がい児の学童」とも呼ばれ、将来の自立に向けた様々な療育プログラムを行います。学校や家庭と異なる第3の居場所として、それらでは経験できないような余暇活動の機会を作り、個々のお子さまの状況に応じた発達支援をおこなっていきます。また、育児相談/連携した療育/保護者の休息、といった保護者を支援することも、放課後等デイサービスの大切な役割となっています。

curriculum

健康・生活

健康・生活

①健康的な生活リズムと通じて、自立的な生活スキルを身に付ける
②身体や心の状態に関心を持ち、自分の特性や健康状態を理解する
③危険なこと・危険な場所を理解し、ケガや病気を未然に防ぐこと

運動・感覚

運動・感覚

①筋力の維持や強化・動作の改善や修得・姿勢保持や変形の予防
②身近な道具・器具、自分の特徴に応じた補助器具の扱い方修得
③遊びやトレーニングを通じ、保有する感覚を統合して活用する

できることをふやすトレーニングの概念図

認知・行動

認知・行動

①視覚・聴覚・触覚などを十分に活用し、行動に必要な情報を収集
②空間・時間・数・大小・色彩などの概念を行動の手がかりにする
③感覚や認知のズレ・偏りからおこる行動障害や不適切行動の予防

言語・コミュニケーション

言語・コミュニケーション

①意思を言葉で表現することによって人と通じ合う楽しさを感じる
②見る・聴く・伝える・読む・書くという基本的な能力の向上支援
③それら基本的な能力を通じた統合的なコミュニケーションの実施

人間関係・社会性

人間関係・社会性

①健康的な生活リズムと通じて、自立的な生活スキルを身に付ける
②身体や心の状態に関心を持ち、自分の特性や健康状態を理解する
③危険なこと・危険な場所を理解し、ケガや病気を未然に防ぐこと

できることをふやすトレーニングの概念図
case

case01
自分の意思や気持ちが上手く伝えられない

小学3年生のTさんは集団の中では会話が出来ず、自分の気持ちを上手く表現出来ませんでした。

指導例
公認心理士による療育診断を元に個別SSTに取り組みました。「人の気持ち」を解りやすく視覚化(イラスト化)したトレーニングを行い、まずは言葉で表出していく事から始めました。そして、プリントを使った状況理解の練習も合わせて行い、そこからロールプレイングへ、自分の言葉で表現をすると同時に、受け止める・理解する・対応するという段階を楽しく学んでいきました。
成長例
集団の中で自己表現が出来るよう働きかけ、その子にあった環境設定とスモールステップを踏んでいくことで、段々と自分の想いや意思を言葉で表現することが出来るようになりました。

case02
ハサミが苦手(児童発達支援)

保育園年中のSさんはハサミを使う事が出来ませんでした。

指導例
ハサミをいきなり使うのではなく、パペット人形を使って親指と他の4指が分離する指先の動きの練習や、指相撲や親指と人差し指を使った尺取り虫の動きを楽しみながら、指先の巧緻性へのアプローチを繰り返し行っていきました。その上でハサミの持ち方や動かし方をイラストやシールを使って、視覚的に模倣しやすいよう分かりやすく伝えて行きました。
成長例
正しい手順で、徐々に複雑な動きを指導していく事で、指先が段々と動かしやすくなっていき、力の入れ具合も掴み始め、ハサミが使えるようになりました

case03
集団の輪に入れない

小学5年生のAさんは集団の輪に入れませんでした。

指導例
まずは特定の指導員と個別での対応を行い、信頼関係を築いていきました。
そこへ少しずつお友達を呼んでカードゲームや会話を重ねていき、人とコミュニケーションを取る事に対し「喜び」と「楽しさ」を感じ取っていき、一人では得られない大きな達成感を体験していきました。
成長例
特定の指導員を隣りに、少しずつ小集団のプログラム活動にも参加出来るようになっていきました。
お友達との交流機会が増えていき、その指導員が離れていても、小集団の中に自ら自然と入って行けるようになりました。

case04
言語把握が難しく、指示が入りづらい(児童発達支援)

幼稚園年中さんのHさんは言葉の理解が難しく、幼稚園でも指示通り動けず困っているとご相談を受けました。

指導例
まずは、施設オリジナルの学習メソッドを活用し、発語を促して行きました。最初は声に出せなくても、徐々に導いていき発話が可能となりました。しかし、言葉とその意味が一致しておらず、次のステップは認識をテーマにしました。教材やその収納場所にラベルを貼ったり、イラストや写真で毎日の手順を示し、言語理解を深めて行きました。
成長例
繰り返し行う事で、言葉と意味の認知違いを調整していきました。ほめる(=正解)を繰り替えすことで、段々と言語理解をしていき、指示通り行動が出来る様になりました。

case05
字が上手く書けない

小学3年生のKさんは文字が上手く書けず、学校での直しがとても多いことから、学習意欲をなくしていました。

指導例
まずは正しい書く姿勢について注目しました。体幹を意識した楽しい身体向上トレーニング(バランスボールを使いました)を通して、整った身体作りから始めました。そして、一文字一文字を別紙に大きく書き出した見本を作成したと共に、4マスを用いて文字の一角一角がどこからどこへ続いているのか、どこで交差しているのか、などを丁寧に伝えていきました。そして、書き上げる度に大いに褒め自信へ繋げて行きました。
成長例
目に見えて整った字を書く事が出来るようになり、学習することが楽しくなったことからとても意欲的になりました。

case06
学習する習慣がもてない

小学1年生のTさんは学習に興味を示さず、椅子に座る事もできませんでした。

指導例
視覚優位のTさん。楽しみはおやつの時間と自由遊び。まずは見通しをもった生活ができるよう、ホワイトボードに1日の流れを書き、見せることを習慣化しました。毎日の活動内容を支援員と一緒に確認することを継続していった結果、「もう少し頑張れば〇〇の時間」と考えられるようになり、次第に自ら机に向かうようになりました。学習内容は簡単に達成できるボリュームかつ、集中できる時間内からスタートし、スモールステップで成功体験を積み重ねていきました。
成長例
今では抵抗する事なく学習に取り組み、何事にも意欲的に取り組めるようになりました。「できた!」という喜びはTさんにとって確かな自信となり、最近は表情も明るくなりました。
message
つながる 知る てきせつに支える

つながる 知る てきせつに支える

私たち「まなびクラブ」は、お子様の療育を行うだけでなく保護者にとって必要な情報が得られる場所でもありたいと思っています。

社会福祉は充実するほどに情報が溢れてしまい、どこに何を相談していいか分からなくなってしまうことも。私たちは、お子様の療育を公的機関と連携しながら行っておりますので、上手に活用して頂けたらと考えています。

支援させて頂くお子様の発達についてはもちろんのこと、進路相談、自立支援、保護者に有益な情報提供など、現在の状況を踏まえて対応いたします。情報を得ることで適切な支援を提供することができ、本人の生きづらさ軽減につながり、また、保護者においても療育の見通しが立つことで、自身の働き方などへの「備え」ができるようになります。

お子様の成長・ライフステージの変化は止まることがありません。家族環境も社会環境も刻一刻と変化していきます。保護者のレスパイト(休息)を確保しながら、大切なお子様と向き合い、家族生活が安定したものになるよう伴走させてください。まなびクラブを通じてやるべきことの道筋が見え、少しでも心の負担軽減につながりますように。

まずは、ご相談ください。
ささいなことでも、大歓迎です。

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